ラグビー観戦

やったぜ!僕らの仲間、「グリーンロケッツ!」

開催日時 2月26日(日)14:00キックオフ
開催場所 秩父宮ラグビー場
天候 雨
対戦 対東芝府中ブレイブルーパス
試合結果 6対6

優勝が決まり、スタンドの声援にこたえるNECフィフティーン

手記

大きな横断幕を掲げて必死に応援!

直前理事長 千濱一弘

 朝から降り続く雨は、キックオフとともに激しさを増して秩父宮のグランドの選手、そして「チーム23」である私たち応援団に容赦なくたたみかけた。
 もはや着ていた雨具も役に立たず、寒さに耐え、我々はノーサイドまで応援の声を止めることはなかった。最悪のグランド状態の中、我々の仲間グリーンロケッツの選手たちは日本選手権2連覇に向けて日夜練習に励み、またスポーツを通して我孫子のまちに貢献したいと思いを考えれば、我々我孫子JCそして我孫子私設応援団が弱音を吐く訳にはいかないのだ!グランドで体から湯気を出し、選手たちがスクラムを組んで前へ前へと突き進む・・・
 「GO!ロケッツ!GO」「GO!ロケッツ!GO!」
 JCメンバー渡辺剛団長の声掛けが選手を後押しする。
 米田理事長、上村専務、依田君家族もずぶ濡れになって声を枯らしている。
 緑のフラッグが高々と振られ、選手に届けと言わんばかりに魂を注ぎ込む・・・
 さすがに強敵・東芝府中!一歩も食い下がらない。
 前半後半とも一進一退の攻防戦!
 両チーム共にノートライのまま、手に汗握る試合となった。
 後半、東芝府中のモール攻撃に必死で粘るグリーンロケッツ!
 我々応援団、23番目の選手達も必死になってスタンド最前列から阻止のエールを送る!何度もヤバイと思った!でもグリーンロケッツの選手たちは必死になってタッチラインをまたがせない!何度も何度も・・・・最後まで諦めずに・・・

 高らかに審判の笛が鳴った!ノーサイド!試合終了だ!
 同点優勝。両選手ともいい顔をして互いの健闘を称えあう姿に涙がホロリときた。
 米田理事長の目にも一筋の涙が流れていた。激しい戦いの末、感無量なのだろう。我々応援団も涙なのか雨なのかわからない状態だが、こんな素晴らしい試合を見せてもらい、グリーンロケッツの皆さんに本当に感謝そしてありがとう。
 最後まで諦めてはならない大切さを教えてもらいました。
 これからも「我孫子のまち」のためお互い頑張ってゆきましょう。
 「今度は僕らの番ですね!」上村専務のふとした一言に我々はうなずき、グランドを後にしました。

 NECグリーンロケッツ、万歳!そして2連覇おめでとうございました!

雨にも負けず、風にも負けず、寒さにも負けずに、必死に旗を振っての応援!

会員拡大委員会 渡辺剛

 いゃ〜最高でした!!思い出すたびに涙が…。
 皆さんの応援が選手を後押ししたんだと思ってます。
 寒い中応援してくれた方やTV観戦してくれた方。
 み〜んなのおかげです。
 ノーサイド・・・・・。普通なら、NECなら、NECの選手と、東芝なら東芝の選手と、健闘をたたえ合うものだが、NECの選手も、東芝の選手も、自分達のチームメイトと抱き合うのと同じように、だれかれかまわず、側にいる選手と抱き合っていた。あのシーンは、ラグビー史に、残る名場面だったように思う。
 この日の秩父宮は、スタンドにもグランドにも、ラグビーに対する愛情がぎっしり詰まっていた。
 雨でも会場で応援していた観客、そしてお互いの健闘をたたえ合う選手。
 ラグビーは仲間がいなくてはできない。仲間と助け合うことこそ、ラグビーの大きな特徴の一つであるが、それはチームメイトだけではない。相手チームもそうだし、レフリー、そして観客もそうだと思う。
 みんながそろって試合が成り立つ。みんなラグビーを愛する仲間である。
 今日の試合は、「敵」と言われる対象が存在していないように感じた。
 相手チームを「敵」という言い方もできるが、今日の試合は「敵」ではなく、相手だった。それはラグビーをするための大切な仲間だからだ。試合後、ノーサイドの笛と同時に会場から起こった拍手は、応援していたチームにだけでなく、相手チームにも、レフリーにも、そして会場でずぶ濡れになりながら応援していたファンにも、すべての存在に対する拍手だったように思う。

 素晴らしい最高の一日でした。

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