2月例会

「市民を元気に!まちを元気に!!〜さぁみんなで考えよう〜」

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事業内容

「市民討議会」の手法を用いて、我々メンバーが「まちを元気にする方策(市の歳入を増やす方策)」について集中して考える機会を共有することを目的とする。

「市民討議会」とは?

近年、各地の青年会議所において「市民討議会」という新しい市民参加の手法を活用した市民参画機会が創出されています。この市民討議会とは、「ドイツの市民参加手法『プラーヌンクスツェレ』を参考にして、日本青年会議所東京ブロック協議会が考案し、試験的に運用した手法」で、無作為抽出された市民が集い、社会や地域のテーマについて議論し、その声をまちづくりに反映させる試みです。

当日は、「市の歳入を増やす方策(まちを元気にする方策)」を「市民討議会」という新しい市民参加の手法を用いて討議・議論していきます。

当日の流れ(概要)

  1. 前半セレモニー
  2. 基調講演
  3. 討議〜投票
  4. 講評(安斎様より)
  5. 後半セレモニー

事業報告

経済は成長し続け、人口も伸び続けるといった右肩上がりの時代は完全に終わりを告げました。従来の感覚(物事の捉え方・考え方)では、この激変期には対応できないばかりか、ついていくことさえ不可能であると言っても過言ではないかもしれません。

そこで、2009年度 社団法人 我孫子青年会議所 社会創造委員会では、「市民討議会」という新しい市民参加の手法を用いて様々な市民が集い、まちのことを討議・議論していく場を作って行きたいと考えました。

当日は、講演と討議の二部構成とし、株式会社セブン銀行の社長であり、「我孫子市まちづくり専門家会議」の委員を務められておられる、地元若松に在住の安斎隆様に「(1)我孫子市を経営するならどうするか? (2)討議の重要性・必要性」について基調講演を依頼させていただきました。

中々お聞きすることは出来ない安斎隆様のご講演を直接お聞きできたこと。また、「まちのこれから」を憂い、何とかしなければならないという真剣な熱いお気持ちと、我々や市民に対する厳しくも、非常に力強いお言葉をいただいたこと。本当に贅沢であり、貴重な場でありました。今回のセッティングは安斎様のご子息であり、メンバーの安斎仁君なくして実現し得なかったシュチュエーションでした。安斎君、本当にありがとう!

今回の例会事業は、地元の青年会議所として「まちから何が求められ、何をしなければならないのか、そして、たとえどんなに小さくとも、まちのために出来ることは何か」という想いから企画したものです。10月には、無作為抽出させていただいた市民の皆さんに集まっていただき、社会や地域のテーマについて議論し、その声をまちづくりに反映させる「市民討議会」を行う予定ですが、今回の例会はその手法を活用して行いました。

「意見が積極的に出るだろうか?」「どれだけ進行役がマネージできるだろうか?」など、不安はつきませんでしたが、蓋を開けてみると流石、我孫子JCです。まちに対する想いの発露が其処彼処で散見され、時間が経つに連れ、会場が盛り上がってくることが良く判りました。

メンバーはもとより、参加していただいたオブザーバーの皆さんの積極的な発言と真剣な眼差し、そして、時に生じる笑い声と盛り上がり。初めて委員長を務めさせていただき委員会メンバーの協力の下、準備を進め「ああでもない、こうでもない」と共に悩み考え意見をぶつけ合い、この日を迎えた私としては、それが何よりのご褒美でありました。

秋口に予定している「市民討議会」本番に向けてまた、我孫子JCとして「より高み」を目指して行くため、今回の例会で得た気付きと反省点を十分に活かし、明るい豊かな地域づくりに向けて、委員会のメンバー一丸となって頑張って参ります。

みなさん、ありがとうございました!

社会創造委員会 委員長 久野晋作

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