6月例会

靖国神社及び遊就館の見学

近年、「国家的な問題を能動的に捉え行動する」との観点のもと、東京JCをはじめ数多くのLOMや協議会が、政治・宗教に関わる事象にも積極的に関わり、意見発信を行っています。
 そこには、「地域社会における経済・文化等の発展を図るのみならず、より大きな視点を持ち、日本国内の、ひいては世界の繁栄・平和へ寄与する活動を行う」というJAYCEEとしての強き信念・矜持を感じると同時に、共感、戸惑い、あるいは否定、様々な感情が呼び起こされるのも事実です。

私達JAYCEEが、「JCの民意」として披瀝されるそれらの意見や動きについて全くの無関心を装う事は、世界に冠たるJCIの構成員として、日本JCの一員として、自らの存在理由を否定しているに等しいと総務委員会では考えました。そこで、メンバーが、綱領で謳われる「社会的・国家的・国際的な責任」をそれぞれの定義で自覚し、今後の諸活動により大きな視点で臨む為の、きっかけづくりとして、靖国神社及び遊就館の見学を6月度例会において実施します。

日本JC・東京JCが首相の公式参拝を支持表明している背景を含め、近隣諸国との外交問題という側面・天皇制の存置・単純化される議論図式への疑問、日本の総体的な思想状況について等々、所謂「靖国問題」は幾つもの着目するに足る論点を内包しています。これらの論点について充分に思考し、更に、自己が持つ矛盾した論理の克服・個人的な愛国心の確認・漠然とした国家観の整理等を行った上で実際に靖国神社を訪れることは、JAYCEEとして、一人の社会人として非常に有益な行為であると確信しています。

事業内容

6月度例会において靖国神社及び遊就館の見学を実施し、所謂「靖国問題」という名で語られる、この神社に固有の歴史や抱える諸問題等を深く思考します(見学前に実施する勉強会を通じて諸問題について充分に理解を深めた上で当日の見学に臨みます)。
 勉強会から当日の見学を終えるまでの課程で、JAYCEEとしての意識向上・諸活動に臨む際の視野を更に広げる事を目的とします。例会としては、イベント開催時間帯(6:00〜16:00)のうち2時間以上参加した場合を出席とする。

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