2018年度理事長基本方針及び事業計画

理事長 鈴木 信人

基本方針

【はじめに】

私たちが住み暮らす水と緑に恵まれた我孫子市は、昔から“北の鎌倉”と呼ばれ、数多くの人々の愛したすばらしいまちです。その我孫子市でも現在、人口は減少の一途をたどり、少子・高齢化がより進み、人口減少の克服、地域経済の発展や活力ある地域社会の形成などが課題となっています。

1984年に9月15日に全国で732番目の青年会議所として、我孫子青年会議所が設立されました。今日に至るまで多くの先輩方のご尽力により、地域を愛する心・地域に対する熱き想いが脈々と受け継がれ、今、私たちはJC運動ができていることに感謝しなければなりません。そして、次世代へとこの想いを伝えていかなければならないのです。

私は、我孫子青年会議所に入会してから本当に多くの事を学び、経験させていただきました。数々の事業を実施する中で、地域のために本気でまちづくりをする先輩の勇姿に深い感銘を受けたことを、今でも鮮明に覚えています。全ての経験が青年会議所に入会していなければ絶対に得られなかったことであり、今後、必ず自分の人生に活かされていくものだと確信しております。

今年度は35周年いう記念すべき節目の年を迎えます。愛する我孫子のために若き力を結集させ、35周年の今年だからできる、今年しかできない活動を通じて、明るい豊かな社会の実現という大きな目標に向かい全力で活動していきます。

【全メンバーでの会員拡大】

近年、会員減少の問題が日本各地で取り上げられています。我孫子青年会議所も会員減少の危機に直面しており、今年度は若干15名でのスタートとなります。その現状を私たちはしっかりと受け止めなくてはなりません。メンバー一人ひとりが危機感を持ち、他人事ではなく、自分の事として本気で会員拡大活動をしていかなければなりません。

みんな入会の動機や目的は様々です。一人ひとりを取り巻く環境も全く違います。しかし、何の障害もなく活動できるメンバーはおそらくいないでしょう。歯をくいしばりながら、やせ我慢をしながら、時には逃げ出したい気持ちを抑えながら、人のため、まちのために必死に活動しています。そんな活動だからこそ楽しくなければなりません。メンバー一人ひとりが楽しんで活動することができれば各々が輝き、組織が輝きます。そして、自然と会員拡大へとつながります。

全メンバーが活動を楽しみ、その魅力や素晴らしさを自らの行動によって、または効果的な情報発信によって伝えることができれば、『会員拡大』という青年会議所の永遠の課題を解決できると確信しております。1人でも多くの仲間と共に、我孫子青年会議所を未来へとつないでいきましょう。

【次代へ繋ぐまちづくり】

このまちを次代へ繋ぐためには、まちに住み暮らす私たちこそがその魅力を探り続けていかなければなりません。住まう者が魅力を感じない地域へは誰も訪れてみたいとは思いません。これまで我孫子青年会議所の先輩諸兄は、新たな発想と豊かな感性で、誰も見ぬ魅力を発掘し、地域全体で発信することで、このまちの活性化に寄与してきました。その最たるものの一つである「Enjoy手賀沼!」に本年も参画します。地域ですでに認知されている価値あるものをより発展させながら、この我孫子に育まれた私たちだからこそみつけることのできる地域の宝を、新たな視点で掘り起こし、その魅力を伝え、誰もが憧れる魅力あるまちを創造していかなければなりません。このまちを次代に繋ぐためにも、高い志を持ち、魅力あふれるまちづくりを深い愛郷心をもって展開していきます。

【魅力ある組織を目指すために ~会員の資質向上~】

青年会議所は「明るい豊かな社会」の実現に向けて活動している団体であり、私たちはJAYCEEとして日々この実現のために活動しています。「明るい豊かな社会」の実現・・・、きっとそれには終わりはなく、いつまでも私たちが追い求め続ける、そんな果てしのないものかもしれません。だからこそ私たちには常に挑戦し続ける心、いつも課題を見出し新たな壁に向かって全力で行動する姿勢などが求められていると思います。目の前の壁を乗り越えようと必死に考え、行動し、遠回りをしながらも乗り越えることが出来た時、人は本当の成長を手にすることができます。時には挫け逃げ出しそうになることもあるかもしれませんが、ここ我孫子青年会議所にはそんな時、支えになって共に乗り越えようとしてくれるメンバーが集っています。今後もメンバー同士互いに支え合い、仲間を想う心を持ち、その中で価値観を共有し運動することが、地域を巻き込む原動力となっていくことでしょう。今一度、組織を強化させるために、メンバー同士の交流はもちろんのこと、より多くの地域の同志と交流を図り、絆と信頼関係を深めるとともに、一人ひとりが常に目標を持ち、成長し続ける魅力ある組織を目指していきます。

【次代を担う子どもたちのために】

次代を担う子どもたちの健全なる成長は、地域の明るい未来に直結します。子どもたちの明るい無邪気な笑顔と、前向きに元気よく成長する姿は、何があっても守るべき地域の最大の宝です。子どもたちには無限の可能性があり、やがて彼らが未来を創っていきます。私たちが子どものころは、友だちと日が暮れるまで外を駆け回ったり、手賀沼や森の中で魚や虫を捕まえることに夢中になったりして毎日を過ごしていました。現在の子どもたちを取り巻く環境は大きく変わり、IT化や玩具の性能の高度化が進み、彼らの過ごし方も変化したように思えます。さまざまな知識や情報を簡単に得ることが出来等便利になった反面、親と子の関わり合いの少なさによる道徳精神やコミュニケーション能力の欠如など様々な問題を抱え、将来に対する主体的な考え方や、前向きな発想を持ちづらくなっているようにも感じます。

私たち青年会議所メンバーも、子どもを持つ親世代として、子どもたちに何を伝えることができるのかを常に真剣に考え、彼らが自らの人生を楽しく、夢を持ち続け、何事も前向きに生きていけるように、あるべき姿を見せなければなりません。夢や希望をもち、たくさんの仲間たちと輝く明るい未来へ向かって歩んでいけるよう、共に感動を分かち合える機会を創ることをお約束します。私たちを育ててくれた我孫子のまちに感謝し、その思いを次代の子どもたちに伝えていきます。

【組織基盤の強化】

我孫子青年会議所では、これまでの間、時代背景に合った多くの素晴らしい例会や事業が、先輩諸兄の手によって展開されてきました。その根底にはしっかりとした組織運営が存在したからであると考えます。組織運営におけるシステムや書式等ルールも、時代の変化と共に姿を変えてきました。それは私たちメンバーが目指すハードルがあがってきたからこそでもあると思います。私たちは今後もその素晴らしい向上心をもった組織運営を継続し、個々の成長が実感できる魅力ある組織でなければなりません。そして、メンバー一人ひとりの、コンプライアンスを遵守した厳格な行動と自らがまちを代表しているとの意識が、我孫子青年会議所の信頼に繋がり、さらには他地域からの我孫子の信頼へと繋がっていきます。今一度メンバー全員が、先輩諸兄が培ってこられた一般社団法人としての運営を見つめ直し、地域からさらに信頼される魅力ある運営を目指しましょう。

また、私たちのLOM以外でも様々な運動・事業が各地で日々展開されています。新たな気づきを得、明日の我孫子青年会議所の活動のエネルギーとすべく、日本全国各地の同士が行っている精力的な活動を垣間見る機会を作っていきます。

【感謝の気持ち】

私たちはこの地域で生まれ育ち、現在も生活しています。様々な人と関わりあい、たくさんの教えを受け、助け合いながら生きてきたからこそ、今日まで過ごすことができました。まずはそのことに感謝をしなければいけません。この地域に暮らす人々、先輩諸兄など全ての人とのつながりに感謝の気持ちを持ちながら活動していかなければなりません。感謝の気持ちを伝えることによって、または行動で示すことによってはじめて、お互いに認め合い、尊重しあえることができます。しかし、時に人は様々な感情が障害となり、感謝の気持ちを伝えることは時に難しく、してもらうことが当たり前という気持ちをもってしまうこともあるのではないでしょうか。

感謝の気落ちが溢れることは、「明るい豊かな社会」の実現につながります。今年度はまず私たち我孫子青年会議所のメンバーが少数ではありますが、感謝の気持ちを発信し続けたいと思います。この我孫子に感謝の気持ちが溢れる時、きっとより良い地域になることと確信しています。

【35周年の節目として】

敬愛する先輩諸兄から脈々と受け継がれてきた我孫子青年会議所は、今年で設立から35年を迎えます。これまでの間、この我孫子の地で志を同じくする者が集い、明るい豊かな社会を築こうと率先して取り続けた行動は地域社会の原動力となってきました。今日の日までバトンをしっかりと引き継いでくださった先輩諸兄に心より感謝を表したいと思います。そして、節目の年だからこそ我孫子青年会議所の歴史を紐解き、先輩諸兄は現役時代に何を感じ、どんな想いで行動してきたのかを知ることが私たち現役メンバーに必要なことです。変えなくてはいけないこと、変わらずいつまでも大切にすべきことをしっかりと精査し、新しい我孫子青年会議所を創造していきます。

そして、我孫子青年会議所の目指す地域の未来の形を市民や次代を担う子どもたちと共有し、心を合わせて行動することが、これからの私たちの活動を促進させる力となるはずです。そのために、このまちを愛し誇りに思える魅力を再認識するきっかけとなる事業も実施します。明るい豊かな社会を築き上げるために、この先未来永劫存在し続ける団体、それが青年会議所だと私は信じています。その自信と誇りを忘れずに周年を迎えましょう。

【むすびに】

35周年という節目の年に、理事長という大役をいただいたことに本当に感謝をしております。私たちは、一人では何もできません。いつも誰かの助けや支えがあって日々生きています。いつも当たり前のことのように与えられている全ての物事に感謝する心を忘れずに、全メンバーの力を合わせて一年間力の限り邁進してまいります。

事業計画

  • 創立35周年記念事業の開催
  • 創立35周年記念式典の開催
  • 全メンバーで挑む積極的な会員拡大
  • 会員の資質向上が図れる事業の実施
  • Enjoy手賀沼!への参画
  • まちづくり事業の実施
  • 可能性を最大限に引き出す魅力ある組織運営
  • 効果的な情報発信
  • 出向や各種大会への参加
  • OB諸先輩方や家族との親睦