2017年度理事長基本方針及び事業計画

理事長 高木 宏樹

基本方針

今年、(一社)我孫子青年会議所は創立34周年を迎えます。社会や経済の情勢が目まぐるしく変わる昨今において、今後も継続的に明るい豊かな社会の実現を目指す団体で有り続けることは容易ではありません。取り巻く状況の変化に対し時には機敏に応答し、時には不動を貫きながら組織を拡充し、我孫子の未来を支える活動を展開しなくてはなりません。そこで、本年は、従前に続き会員数の増強に力を注ぐとともに、効率的で風通しのよい組織作り、個々の会員の能力の向上を図り、我孫子を子孫代々まで住み続けたいと思われる魅力あるまちにする方策を発信していきます。

団体として継続的に活動するにあたって、会員数の増強は最重要の課題です。本年も全会員が会員拡大の使命を重く受け止め、一丸となって取り組む必要があります。

どのように他者に入会を勧めてよいか分からない会員もいるかと思います。しかし、そのような会員も何かきっかけがあり、入会の強い思いが生まれたからこそ今ここにいるのです。会員拡大の最大のヒントは会員自身の中にあります。入会当時の想いを振り返るだけでなく、今となっては入会したことで得られた絆、まちのために発信してきた活動、その結果得られた能力など、他者に伝えられることは十分に蓄積されています。会員一人一人が(一社)我孫子青年会議所の魅力を伝達するポテンシャルを秘めているのです。

本年は、会員が強い意志と自信をもってその魅力を未来の会員に伝え、さらなる拡大を目指します。

(一社)我孫子青年会議所が魅力的であり続けるためには、各々の会員が持てる能力を最大限に発揮し、その結果として多数の絆と経験を得て、さらなる活動に還元するという循環を促進しなくてはなりません。

しかし、組織が会員の活動に過大な負荷をかける構造になっていたり、会員同士の迅速かつ適切な意思疎通を阻害する要因があるような場合は、その循環は十分に機能しなくなります。そこで、本年は、会員の活動を支える風通しのよい組織運営を目指します。法令の遵守を徹底することは当然として、(一社)我孫子青年会議所が定める諸規定の見直し、理事会その他における意思決定の運用の再検討などを実施し、行動しやすく意見しやすい組織土壌を形成することで、誰しもがその力を余すところなくまちのために注ぐことを可能にします。

また、内部の改革にとどまらず、外部の発信に耳を傾けることも重要です。(公社)日本青年会議所が実施するサマーコンファレンスや(公社)日本青年会議所関東地区千葉ブロック協議会が行うブロック大会など、実施団体がその力を存分に発揮する事業への出向または参加をしてもらい、(一社)我孫子青年会議所に不足するものを客観的に見つめなおしていきます。

各々の会員が互いに信頼しあい、欠けた部分を補完しながら、自信と誇りを持って活動できる環境を作ることで、(一社)我孫子青年会議所はより一層の魅力に輝きます。

(一社)我孫子青年会議所の魅力は個々の会員の魅力の集合であり、また、その魅力を外部に発信するのも個々の会員です。したがって、会員一人一人の能力の研鑽こそが組織の発信力を支えるのです。

そこで、本年度は従来以上に会員の能力向上に取り組んでいきます。ここにいう能力とは、技術的・学術的なものではなく、聴く力・伝える力・考える力・行動する力・人の気持ちを察する力などのコミュニケーションや協調性に関わる力を指します。技術的・学術的な能力は、会員がそれぞれの社会的な立場から研鑽を続けていますが、(一社)我孫子青年会議所はこの点に期待をかけているのではありません。まちに対する個々の想いを相互に伝え合い、議論を通じてその想いを実現する方法を練り上げ、全員の力を結集して市民に発信する能力こそが、(一社)我孫子青年会議所における会員としての力なのです。

もっとも、このような「会員力」とでも呼ぶべき力は、現状の限られた人数の会員間だけで養成するには限界があります。しかし、創立34周年を迎える(一社)我孫子青年会議所には、まちに対する極めて強い想いを持たれ、高度な会員力を発揮されてきた多くのOB諸先輩方が存在します。従来も諸先輩方にご指導いただく場面は多々ありましたが、本年はより積極的に教えを請い、未来の我孫子に馳せられた幾多の熱い想いを共有し、会員の会員力の向上を実現します。

以上により個々の会員の能力を最大限まで引き出し、(一社)我孫子青年会議所としての魅力につなげていきます。

明るい豊かな社会の実現は、そのまちに住まう市民の存在があってこそ成立する使命です。(一社)我孫子青年会議所が活動を発信し続ける最大の目的は、我孫子の魅力を高め、市民に居住すべき地として選択いただき、さらに世代を超えて我孫子で繁栄を実現していただくためです。

既に日本国の問題としても把握されている超高齢社会と人口減少社会は、もはや間近に迫っており、我孫子も正面から解決に取り組まなくてはなりません。この問題が深刻化すると日本中の自治体は、人口確保、特に生産年齢人口の確保に躍起になります。既に我孫子市も含め多くの自治体では、生産年齢人口を確保するために、いわゆる現役世代の方が定住したい、または移り住みたいと思う魅力あるまちを創出する施策に取り組んでいます。

しかし、自身の住むまちを選ぶ立場にある現役世代は、子育て、仕事、治安、老後など、様々な視点から厳しい目線で住むまちを選ぶようになりました。将来、市民によりまちの選別が行われた時に、我孫子がその選択肢から外れるようなことがあってはなりません。

この来たる試練に対し、我々(一社)我孫子青年会議所が手をこまぬいているわけにはいきません。「Enjoy手賀沼!」は、我孫子をよりよいまちとするために長年にわたり継続されてきた事業の一つであり、本年もこれに参画します。さらに、未来の我孫子に何が必要なのかを我々自身が総力を挙げて今一度真剣に考える必要があります。現役世代が集う団体だからこそ、行政の持つ観点を共有しつつ、未来の我孫子のためにさらに力を発揮できることが必ずあります。

そこで本年は、(一社)我孫子青年会議所を「行動する政策集団」と位置付け、将来にわたり我孫子が市民に選ばれ続けるための活動を精力的に展開していきます。

以上の方針をもって、本年の(一社)我孫子青年会議所は、我孫子の明るく豊かな未来を勝ち取るべく活動します。

事業計画

  • 会員拡大「将来の(一社)我孫子青年会議所を支える人材の発掘」
  • 会員間の 信頼関係と親睦の強化
  • 組織の基盤と規律を高める活動
  • 出向や各種大会への参加
  • 会員力を高める事業
  • OB諸先輩方との親睦
  • Enjoy手賀沼!への参画
  • 我孫子が市民に選ばれるための事業